岡山県玉野市にあるナイカイ塩業(株)を視察しました。財務省から岡村岡山県財務事務所長・東京から理財局神田室長・公明党から三宅玉野市議らが同行。野崎泰彦社長から企業の概要や塩事業を取り巻く概況の説明の後、工場を視察しました。(8日)
1829年(文政12年)の創業以来、185年にわたり一貫して瀬戸内海に臨む備前児島(現在の岡山県)の地において、海水を利用した塩製品づくりに取り組んでおられます。塩田時代から継続して製塩業にたずさわる日本唯一の企業です。
現在では、食品や多品種の化成品(マグネシウム)といった塩関連製品のみならず不動産事業などにも進出されておられます。
自然の利を生かして誕生した「入浜式塩田」から現在の科学の進歩による「膜濃縮製塩法」。製塩プラント・での各工程(せんごう工程・包装工程・採かん工程)や発電プラントなど海水から塩が出来上がる場面を見学させていただきました。