医療・介護サービスの拡充を！瀬戸内海の離島・魚島視察②（愛媛県上島町魚島）

人口176人の魚島を上島町の上村町長らと視察。公明党から木村誉県議、今治市2人の市議（石井秀則・渡辺豊）が同行しました。平成16年に弓削町・生名村・岩城村・魚島村の4町村が合併し、上島町（有人島６つ、無人島１９の25の島々）となりました。魚島地区（旧魚島村）は魚島と高井神島（34人）で構成されており、交通手段は弓削島から約50分の船です。

医療・介護の現場（魚島保健福祉センター）を見学。通称「龍宮苑」と呼ばれており、平成11年建築。保健センターには保健・栄養指導室・運動指導室・診療室・検査室があり保健師の方々が対応されています。

デイサービスセンターは週3日、1日平均8人の方が利用されています。65歳以上は70人と高齢化率は40%と介護度の重い方も増えつつあります。

毎日の利用やショートスティの希望も多い中、民間サービス参入も難しく町直轄の対応にも限界があります。離島振興の法整備され介護サービスへの視点が盛り込まれましたが、現状では多くの課題も残っています。さらなる国の介護支援が必要です。

何かあったさいの救急艇（ゆうなぎ）も運行していました。村営の診療所の医師や看護師など医療や介護人材確保も大変と伺いました。本日の視察を今後の施策に繋げてまいります。