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今治市菊間町にある 畑のパン屋さん「かえでファーム」を地元今治市の渡部豊市議と訪問。(16日)
嵯峨 類施設長・嵯峨 麦穂理事長(ご夫妻)から取組みの現状と課題を伺いました。

障がいがあってもなくても、誰もが地域の中で、生き生きとした生活がおくれるようにとの思いでNPO法人「かえで」を設立。嵯峨さんご夫妻は、少人数でお互いにゆとりを持って接する事が出来る環境のもとで、障がいを持つ人と共に働きたいと考えて、事業所開設を決意されました。


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一軒家「かえでファーム」/1階パン店舗

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まわりは畑

昨年12月には作業所「かえでファーム」(まだ無認可です)をスタート。周囲を田んぼに囲まれたのどかな場所にある一軒家です。本年2月4日には1階にパン店舗をオープン。(施設長がパン製造の経験があります)


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嵯峨施設長の案内で1階パン工房見学

現在利用者は3名、職員2名、ボランティア2名で月曜日から金曜日5日間開所しています。(送迎サービスも実施)
障がいをもつ人の働く場として農作業やパン製造販売に携われています。地域の協力者も増え、店舗の客先、売上とも増えているそうです。畑作業も少しずつ進み、周りの農家の方々とも良い関係が築けつつあるそうです。


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嵯峨さんご一家(理事長・施設長)

今後、障害がい児・者の余暇活動支援事業や宿泊体験事業・耕作放棄地再生事業を予定されています。

運営面の課題は人件費の確保です。
現在ボランティアの協力なしでは、支援が不十分なため、日常的に支える職員の増員が必要です。またパン販売の販売員の確保等も課題です。

設立にあたり、今治市の補助金事業の利用が渡部市議等の支援でありましたが、国の障がい者福祉の公的な支援は現在受けられていません。利用者の支援充実のために、将来公的支援が受けられるように今後、市議との連携し進めてまいります。