公明党厚生労働部会(古屋範子部会長)の衆参国会議員7名・地元議員(県議・市議)のメンバーで愛知県大府市にある独立行政法人 国立長寿医療研究センターを訪問。認知症は予備軍を含め、800万人にのぼります。健康長寿をめざして、認知症対策等のナショナルセンターとしての役割を果たしている、国立長寿医療研究センターの視察は大変貴重で様々な参考になりました。今後、各施設視察ごとにレポートいたします。
鳥羽研二総長(原田敦病院長、鈴木隆雄研究所長)から挨拶の後、国立長寿医療研究センターの概要を吉野企画戦略局長から説明を受けました。センターは平成16年設置され、平成22年 独立行政法人となりました。
国立長寿医療研究センターの活動状況
- 臨床研究及びトラスレーショナルリサーチ等の推進
- 認知症先進医療開発センター(アルツハイマー病先制治療薬の開発)
- 地域での大規模認知症予防研究(認知症予防モデルの開発:コグニサイズ)
- 歯科口腔先進医療開発センター
- もの忘れセンター
- 認知症の早期診断法の確立
- 医療の均てん化等の推進
- 人材の育成
- エンド・オブ・ライフケアチーム
- 在宅医療支援病棟
- 政策医療の総合的かつ戦略的な展開
業績評価と運営交付金の状況
- 業績評価は5点満点の4.22(毎年上昇)
- 運営交付金は平成24年度 37.43億円 平成25年度 34.77億円 平成26年度 30.58億円(毎年減っている)
- 平成27年度要求額 27.07億円+優先課題推進枠7.21億円 (合計34.28億円)