倉吉市内の鳥取中部ふるさと広域連合 管理事務所・中部クリーンセンターを公明党高田ちかのり市議と訪問(12日)。管理運営している日環特殊(株)山野部長から施設の説明を受けました。
鳥取県中部地域のし尿処理施設の1つとして平成4年に建設。処理能力1日140kl。一連の処理工程を見学しました
- 受入・前処理工程(収集してきたし尿や浄化槽汚泥から石・砂さらには紙、布、ビニールなど細かく切断し取り除きます)
- 1次、2次処理工程(有機物と窒素化合物のほとんどを除去します)
- 汚泥処理工程(し尿を処理する過程で発生した余剰汚泥は濃縮後、脱水処理して、乾燥・消却処分します)
- 高度処理工程(2次処理水を化学的、物理的に浄化する工程)
- 脱臭工程(臭気はファンで強制的に吸収し、効率の良い方法で脱臭処理します)
最終的な放流水は水道水と比較し見た目は判らないほど安全性も高い水質になっています。また中央監視室での処理の様子も見学。各プロセスの状態を適格にコントロールされています。
生活環境の充実と共に公衆衛生の向上は地方自治にとって大事な責務の1つです。今後とも生活に密着した現場の声を伺ってまいります。