豊島区内で開催された「不登校・引きこもりでも人生はやり直せる!高卒資格取得支援セミナー」(シンポジウム)に参加しました。(18日)
パネリストはNPO法人高卒支援会 杉浦孝宣代表・NPO法人キャリア・インプルーブ高橋 保雄代表。
コーディネータ役はNPO法人としまNPO推進協議会 柳田好史代表です。
「不登校・引きこもりになった人にとって、本当に必要な支援とは?」不登校・引きこもり体験者と専門家が語る、将来設計図の描き方など等。大変有意義な内容でした。公明党から長橋けい一都議・松岡しげゆき板橋市議が出席。
不登校・ひきこもり末の高校中退問題は深刻化しています。年間約5万人が高校の中退者数。内6割が高校1年で、時期としては6~7月辺りで中退するそうです。中卒になると働き口もなく、人生の選択肢を狭める結果となります。
杉浦氏の解決策は
- 東京や大阪と同様に公立学校転向制度を全国化に
- 中学・高校の連携によるキャリア教育の育成など指摘され、国・行政などの支援を訴えられました。
また若者の就労支援に取り組む高橋氏は「平成25年度の大学卒業生の20.7%が安定な雇用についていない状況など指摘。企業と学生のミスマッチ防止のインターンシップ制度の強化やキャリアカウンセリング・職業訓練の必要性。学校、企業、地域社会、公的機関の4者が共に知恵を出し合い、若者の育成が大事」と話されました。
不登校・ひきこもりの体験者や親の声や若者サポートステーションで若者就労支援をしている方からも報告がありました。
私からも「ひきこもりや不登校支援のテーマでずっと取組んできた事や公明党として取組み、特に若者サポートステーション拡充へ若者支援の法律を作っていく事やひきこもり支援、フリースクールへの支援等不登校の実態と対策に国も舵を切っている事等」挨拶。
懇親会でも、学校関係者や企業、若者支援をしているNPO法人、地域の方々など多様な皆様と交流をさせていただきました。約3時間を超す内容でしたが、貴重な有意義なひと時でした。皆さんありがとうございました。