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公明党厚生労働部会(古屋範子部会長)として愛知県大府市にある国立長寿医療研究センターを視察した(8日)レポート④です。

世界でも最大級の「もの忘れセンター」。国立長寿医療研究センターの西病棟に開設されました。2010年9月に外来部門、2011年4月に入院部門も開始。愛知県から認知症疾患医療センターとして県内初の指定を受けています。

櫻井孝もの忘れセンター長の案内でセンター内を見学しました。高齢総合診療科、神経内科、精神科、放射線科、脳神経外科の医師がもの忘れセンターに集まり、最先端の診療機器を用いた認知症診断、共通カンファレンスでの診断決定、コメディカルや家族を含めたチーム医療、地域連携を実施することで、認知症の予防から終末期まで切れ目のないサービスを提供します。

外来受付には本日の外来の先生の表示。診察室・地域連携室など見学。入院部門の病室も見学。当日はもの忘れ教室(家族教室)も開催されていました。

厚労省が全国500か所に認知症疾患医療センターの設置を計画(オレンジプラン)していますが、「もの忘れセンター」は認知症診療において必要なすべての機能を備えた新しいモデルとなっています。さらに強化・推進をする事が全国の認知症対策の進展につながると思います。