最初が「認知症先進医療開発センター(CAMD)」を視察。柳沢勝彦センター長が案内・説明していただきました。
認知症先進開発センターは認知症に対して
- 予防、診断、治療の先進的な開発研究
- 最新の情報を収集し、広く発信
- 大学・企業と連携し効果的な開発体制を構築し、我が国の中核機関として貢献しています。
具体的にアルツハイマー病先制治療薬の開発・認知症を早期に捉える脳画像診断法の開発や最先端研究開発プログラム(FIRST)30テーマの1つである田中プロジェクトにも参加しています。
田中プロジェクトは田中耕一氏が島津製作所・京都大学との産官学連携により次世代質量分析システムを開発し、病気の早期診断、新薬開発を進めています。
これにより血液一滴に含まれるたんぱく質からがんやアルツハイマー病を革新的診断や新薬開発を可能にしていく画期的研究です。こうした研究に対して予算面からの支援は大変重要と思われます。