早朝品川駅から新幹線のぞみ号で新山口駅へ。山口県の山口市・防府市内を石丸典子県議と共に廻りました。
石丸事務所にて、防府市腎友会の藤本会長・山下事務局長・種田副会長ら役員の方々とNPO法人山口県腎友会吉村事務長と懇談。山下防府市議が同席。下記要望を伺いました。
- 腎疾患総合対策の早期確立
- 透析患者全国30万人が安心して透析が受けられる体制整備
- 腎不全患者の障害基礎年金手当の見直しについて
- 腎疾患の障害者年金の等級見直し(透析患者が現在の2級から3級に後退する可能性)の議論が厚労省でされているが、人工透析療養施行中は少なくとも2級以上であるべき。
- 透析治療は時間的拘束や日常生活に著しい制限を及ぼす。長期透析による合併症が生じると他人の介助なしでは生活ができない。
- 介護保険制度改革
- 通院困難な透析患者の通院を保障する体制の整備など。
「腎移植希望の登録して7年が経つがその見通しも見えず、毎年の登録料5千円がむなしい。」とのお話しもいただき、患者の皆様の切実な声を改めて痛感しました。しっかりとした対策を講じてまいります。
慢性腎臓病(CKD)
CKD(=慢性腎臓病)は、主に糖尿病や高血圧など生活習慣病の悪化により発症し、症状が進行すると、人工透析に至る病気です。我が国においては約30万人が人工透析を受けるなど、国民の健康に大きな影響を及ぼしています。しかしながら、CKDの初期は自覚症状がないため、この病気の怖さに対する理解は、なかなか進んでいない現状にあります