脳脊髄液減少症 家族支援会 中井代表理事他、「誰も知らない 最強の社会保障 障害年金というヒント」の著者である社労士の白石美佐子氏・中川洋子氏(岡山県)ら社労士の方々が来訪。障害年金の課題等についてお話しを伺い、意見交換を進めました(7日)。
公明党障がい者福祉員会(高木美智代委員長)と脳脊髄液減少症対策のPT(古屋座長・国重事務局長)のメンバーが出席しました。
障害年金の現状
- 病気やけがで生活の支障のある人を支える制度で受給者は全国で約190万人。
- 障害年金の認知度の低さ・申請書類の多さと煩雑さ
- 初診日(初めて病院に行った日)証明のむつかしさ(医師のカルテ保存義務5年の壁)
- 障害認定基準と地域格差(都道府県により支給・不支給の認定に約6倍の差がある)
- 脳脊髄液減少症のケースでの場合、肢体の診断書では症状が反映されない(辛い症状が反映できる診断書へ)
今後の課題・対策
- 国民への周知徹底
- 審査地域格差の是正
- 医師への理解など。
先日伺った腎臓疾患の方々の障害年金見直しの要望についても出席していた厚労省にお話しし、意見交換終了後も担当者と本日の内容についての対策など相談いたしました。今後の施策に反映してまいります。