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南海トラフ地震・津波対策で土佐市の高知海岸を黒岩正好県議と共に視察。(19日)四国整備局(高知河川国道事務所)の方から「直轄高知海岸新居工区堤防耐震・液状化対策事業」の説明を受け、意見交換。

高知海岸は台風による高潮・高波・地震による津波などで大きな被害を繰り返し受けてきました。近年では海岸浸食により、砂浜が減少し越波被害が発生しています。南海トラフを震源とする地震、津波に対し、地震津波対策として平成24年度には仁ノ工区(1589㍍)の工事が完了し、平成25年度から新居工区(1710㍍)に着手。平成26年度には新たに戸原、長浜工区の地震津波対策工事に着手の予定です。


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新居工区堤防耐震・液状化対策事業

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新居工区の海岸堤防/高知海岸視察1(黒岩県議と)

本日は11月完成間近の新居工区を視察。昨年の11月24日には太田大臣も起工式に出席され現場を視察されています。
堤防の耐震・液状化対策を行う事で、基礎地盤の液状化に伴う海岸堤防の沈下、変形を抑制し、津波の家屋等への浸水を防御します。鋼管杭や2重矢板を地中に打ち込む工法で、粘り強い構造の堤防に改良されます。

太田大臣は起工式で「高知県のように長い海岸線の工事はスピードが大事だ」と語られましたが、まさに1年間で完成することになります。今後とも地震・津波対策にしっかり取り組んでまいります。