全国治水砂防協会四国地区愛媛支部(青野支部長)の各首長の方々が国会事務所に来訪(18日)。
来訪されたのは、愛媛県西条市青野市長、愛南町清水町長、松野町阪本町長、上島町上村町長等。四国の治水砂防事業の促進について下記要望決議の内容で意見交換。
四国は急峻な地形や脆弱な地質、さらには台風の常襲地帯であるという厳しい自然条件にあり、土石流・地すべり等の「山津波」と呼ばれる土砂災害の危険が高い地域です。
要望決議内容
- 南海トラフを震源とする巨大地震に伴い発生するがけ崩れ等の土砂災害から人命を守るため、重点的な対策を推進する事。
- 台風やゲリラ豪雨等に起因する土砂災害から、高齢者や災害時要援護者を含めた地域住民の安全と安心を確保するために、直轄砂防関係事業を含めた土砂災害防止施設の整備を確実に推進する事。特に避難路・避難場所の保全対策及び災害時要援護者関連施設に対する土砂災害防止対策を強化する事。
- 土砂災害防止法に基づく天然ダム、地すべりの緊急調査において、迅速な技術支援や情報提供を行うこと。
- 未だ全てが解明されていない深層崩壊について、更に調査研究を進め、有効なハード・ソフト対策を検討する事。など等。