「2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた障害者の芸術文化振興議員連盟 設立総会」が参議院議員会館で開催されました。(5日)
「障害者の芸術文化振興議員連盟」から議連の名称を「2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた障害者の芸術文化振興議員連盟」と改めての出発です。議連の事務局長として挨拶。
昨年「障害者の芸術文化振興議員連盟」が発足し、予算委員会でも安倍総理に質問。国において障がい者文化活動支援がなされ、今年度から厚労省、文化庁で予算がつき、障がい者の文化芸術支援に関する施策がスタートしました。
2020年に開催が決定した東京オリンピック・パラリンピックはこれらの取組みが飛躍する絶好の機会ととらえ、議連名称を変えました。障がい者の芸術文化振興は、障がい者の社会参加を促進するのにとどまらず、共生社会モデルの創発、日本文化の発信に繫がると確信しています。
参加団体から2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けての取組や要望を伺い、各省庁からも意見を聞きました。
参加団体
- 日本映画製作者連盟
- 全国興行生活衛生同業組合連合会
- メディア・アクセス・サポート・センター
- 全国手をつなぐ育成会連合会
- 日本精神科看護技術協会
- 日本知的障害者福祉協会
- 全国地域生活支援ネットワーク
- 滋賀県社会福祉事業団
- 社会福祉法人愛成会
- 中野ブロードウェィ商店街振興組合
要望内容
- 映画館の少ない全国地方都市におけるバリアフリー映画祭の開催への支援
- 2020年に向けたバリアフリー及びマルチリンガル対応の新システムを使った実施事業と国際的な情報発信
- 知的障がい者のある方の芸術・文化・芸能等に係る発表の機会の場と提供
- 障がい者のスポーツ・文化事業を行う事業所の評価
- 障がい者の芸術文化振興による共生社会モデル事業創発に向けての支援
- 国内事業
- アール・ブリュット展の開催
- 障がい者の造形作品の全国公募展の開催
- 舞台芸術祭(和太鼓、神楽、バンド、ダンスなど)の開催
- 海外事業
- パリ市・スイスローザンヌ市でのアールブリュット展の開催
- フランスナント市との芸術文化による国際交流など
- 国内事業