地方創生の成功モデルとして注目を集めている徳島県神山町を松浦富子鳴門市議と共に視察。NPO法人グリーンバレー 大南信也理事長と懇談。地方創生で意見交換を進めました。(20日)
サテライトオフィスを視察。(株)プラットイーズ神山センター(えんがわオフィス)は本社が東京渋谷区。
テレビの番組情報などを放送局に配信する事業をしています。地震等の危機管理の分散のため、この地を選定。20名が働いていました。全て地元県内雇用で、案内いただいた谷脇研児さんも徳島出身でした。
外観は古民家、内部は最先端のシステム環境が整備されており、若者が魅力を感じる職場環境になっています。
蔵ハウスやアーカイブ棟などでスーパーハイビジョン映像保存事業で数年後約50名のエンジニア・クリエイターが働く等、サテライトオフィスとして12企業が進出しています。
またカフェオニヴァ(ビストロ)で美味しいランチをいただきました。
カフェ・ビストロの効果としてオーガニック(有機農産物)フードによる食の循環が広がっています。有機小麦パン(移住者)・有機栽培コーヒー・豆ちよ(移住者)・有機栽培野菜(おひーさんの農園・移住者)・自然派小麦ピザ(移住者)・自家製ジェラート(旧住民)など等。
新たなサービス産業(ビストロ・ゲストハウス)は、有機農業者など農業の活性化につながっています。神山モデルの地方創生は全国にも大変参考になります。
今後の地方創生への要望として、大南理事長は
- 神山塾の人材育成事を通じて、起業家支援プログラムの財政支援が必要
- 文化芸術は時間はかかるけれど地方創生の手段としては大変大事。文化庁の助成金が3年から5年と短いので6年から10年に倍増する必要があるのでは。
など等、示唆に富む提言を伺いました。
今後の地方創生の議論に反映してまいります。