徳山下松港の新南地区にある東ソー(株)を視察しました。(27日)
徳山下松港は、背後圏人口約26万人(山口県全体の約18%)。製造品出荷額は約2.2兆円(山口県全体の約36%)・約2.1万人の雇用を創出(山口県全体の約24%)しています。立地する主な企業の近年の設備投資約1000億円です。
東ソー(株)は、苛性ソーダ、塩素~塩化ビニルモノマーまでを製造とウレタン原料を製造する日本ポリウレタン工業の一体運営を展開しています。
新南陽地区の課題は背後に立地する化学系工場で需要が増加。原材料(石炭・原塩等)を効率的に輸送するための大水深ターミナルが不足しています。
対応として新南陽地区に水深12mの国際物流ターミナルを整備しています。これにより輸送コスト削減により、国際競争強化と地域経済の発展に貢献。国際バルク戦略港湾の一翼を担う施設となります。
視察を通じて、戦略バルク港湾の重要性を再認識しました。視察に協力いただいた方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。