公明党離島振興対策本部(遠山本部長)として太田国交大臣に「鹿児島県三島村 村路航路の拡充について」申し入れの要望をいたしました。
三島村は3島からなる群島村で、人口約370人。高齢化率は35.8%に上ります。交通手段は、鹿児島港を週3回出航する村営定期船「フェリーみしま」(1196トン)のみ。毎日の便がない地域は小笠原と十島村と三島村の3か所しかありません。2012年に党離島対策本部のメンバーで三島村(竹島・硫黄島・黒島)を訪問。島々を視察し、様々な課題を伺いました。
航路については村の趨勢を左右する最重要課題と認識し、その後、大山村長が国会に訪問の際に何度も状況を伺ってきました。直近は3月10日に大山村長とも懇談。
今回大臣に下記の点を強く要望しました。
要望内容
- 三島村村営航路の黒島から枕崎への延伸の許可を平成27年度中に必ず実現するこ
と。 - 航路の延伸実現後、三島村・鹿児島県と連携の上、週3便すべてを対象に国庫補
助認定速やかに行うこと。(ただし、移行期間を設け段階的な対応することは排除しない。)
大臣からは、大変前向きなお話しを戴き、大山村長も喜ばれていました。
枕崎航路とは
- 現在の三島航路は、鹿児島港と三島村(竹島・硫黄島・黒島)を約2日に1回(週3往復・月13往復)結ぶ定期航路
- 村民の利便性向上のため、三島村と本土との1日1便体制の実現に向けて、現在の三島航路(鹿児島〜竹島〜硫黄島〜黒島)から枕崎港まで延伸する実証航路(枕崎航路の運行)を実施しています。