大洲・八幡浜道路2

大洲・八幡浜道路2

八幡浜港の予算確定

八幡浜港の予算確定

平成27年度予算が成立し、その予算の中で要望していました八幡浜港の事業予算が発表になりました。国交省の地域再生基盤交付金(港整備交付金)を活用し、平成27年度国の予算は3700万円が認められました。新規事業です。計画名が「安全・安心なまちづくり」八幡浜みなと再生計画」。

要望していた八幡浜港の整備事業で、沖新田地区の老朽化対策及び防災機能強化のためのフェリー岸壁の耐震化です。これにより7千トン級のフェリーが発着できるように現在より20メートル延長し、160メートルの桟橋になります。総事業費は約30億円。

八幡浜港1

八幡浜港1

八幡浜港の夕陽

八幡浜港の夕陽

これまで八幡浜市の行政や地元の方々や愛媛県・国交省・四国整備局などこの間、事業化の理解を様々進めてまいりましたが、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。(下記質問の議事録)

また同じく国会質問した大洲西道路の早期事業化(平成27年度調査費計上)についても愛媛県・国としても支援する事が決まりました。ありがとうございました。(下記質問の議事録)

八幡浜港整備促進の質疑(国土交通委員会)

○山本博司君 次に、物流の拠点としての港湾ということでお聞きしたいと思います。特定地域振興重要港湾でございます、私のふるさとの愛媛県の八幡浜港、これは豊後水道対岸の大分県の別府港、また臼杵港、この二つのフェリー航路が就航しておりまして、京阪神から東九州、南九州、これを結ぶ最短の経路である、四国の中での大変重要な拠点となっております。

加えて、九州東岸におきましては東九州自動車道の整備が進んでおりますので、交流人口の増加によりますこうした地方創生、これが期待する中で、この物流、人流の拠点としての八幡浜港の重要性というのは一層増しているところでございます。

しかし、八幡浜港のフェリーターミナルといいますのは岸壁の老朽化が進んでおりまして、地元や港湾利用者からは、フェリー岸壁の再整備、これを望む声が大きくなっております。 この八幡浜港の今後の整備に関しましても認識を伺いたいと思います。

みなっとでの秋祭り(八幡浜)

みなっとでの秋祭り(八幡浜)

○国務大臣(太田昭宏君) 八幡浜港は、四国の西部に位置して、四国と東九州をフェリーで結ぶ物流、人流の重要な結節点であると、重要な役割を担う港湾だという認識をしています。

平成二十五年の四月にみなとオアシス八幡浜みなっとがオープンして、一年間で約百三十万人もの人が訪れる地域の観光交流拠点ともなっており、私も行きまして、その場所を見てまいりました。これらの取組によりまして、昨年、日本港湾協会から、地域の活性化に最も寄与した港として、ポート・オブ・ザ・イヤー二〇一三を受賞したということを聞いているところです。

一方、この八幡浜港では、フェリーターミナルの老朽化対策、防災機能の強化が課題となっているところでありますが、本年三月二十七日に内閣府が認定した愛媛県及び八幡浜市の地域再生計画にもこれらの課題への対応が位置付けられてきたところです。国土交通省といたしまして、この計画の実現に向けまして必要な支援を検討してまいりたいと考えています。

○山本博司君 ありがとうございます。是非とも推進をお願いしたいと思います

国交委員会で質問

国交委員会で質問

太田大臣答弁

太田大臣答弁

大洲西道路の早期事業化の質疑

○山本博司君 さらに、高規格幹線道路の整備ということで伺いたいと思います。

先ほどお聞きいたしました、四国の西の玄関口でございます八幡浜港から四国の8の字ネットワークであります四国横断自動車道につなぎ、九州と四国、京阪神を結ぶ広域高速ネットワークを形成する地域高規格幹線道路でございます大洲・八幡浜自動車道の整備、これはまだ道半ばでございます。このルートが完成しますと、宮崎や大分から京阪神地域に物資を運ぶ場合には、フェリーに乗船した場合でも本州ルートよりも二百キロほど短い距離で、しかも早く到着ができるという、こういうメリットがございます。

このうち、八幡浜市街から大洲市の境でございます八幡浜道路、夜昼道路は、これは一昨年、太田大臣に要請を行い、予算委員会でも質問したところでございまして整備が進んでおりますけれども、ここから先の大洲西道路がこれは未整備区間でございます。

平成二十七年度に調査費を計上し、早期事業化が地元の強い要望でございます。この大洲西道路の早期事業化を進めるべきと考えますけれども、今後の見通しについてお伺いしたいと思います。

大洲・八幡浜自動車道

大洲・八幡浜自動車道

○政府参考人(深澤淳志君) お答え申し上げます。

委員御指摘の大洲西道路、これは今おっしゃったように、大洲・八幡浜自動車道の一部を形成しておりまして、大洲市と八幡浜市を結ぶ全体で十三キロメートルの地域高規格道路であります。先ほど来お話のある、八幡浜港から四国8の字ネットワークへのアクセスとして非常にこれは重要な路線だと考えております。

御指摘の大洲西道路につきましては、大洲・八幡浜自動車道の中で唯一未事業化区間ということで、現在その整備に向けまして、愛媛県において計画的に調査を進められているというふうに聞いております。

今後、この大洲西道路の早期整備に向けまして、国としても愛媛県に対して必要な支援をしてまいりたいと考えております。以上です。