参議院災害対策特別委員会で大臣の所信に対する質疑が行われ、質問に立ちました。(31日)
時間は30分。3月14日から18日まで開催された第3回国連防災世界会議について、下記内容で山谷大臣・赤澤副大臣らに質問。
公明党が東日本大震災3県で実施した独自調査の結果にふれ、孤立感の解消などを求める声を「今後の被災者に寄り添う政策につなげていくことが必要」と強調。その上で「『心の復興』は道半ば。継続的な支援が必要」と訴えました。
また国連防災世界会議で採択された防災政策の指針「仙台防災枠組」に、障がい者が地域防災に主体的に参加する重要性が盛り込まれた点を踏まえ、「障がい者を防災の主要な担い手に」と主張。
さらに同枠組に病院などの災害被害を減らす必要性も明記されたとして、災害拠点病院の耐震改修の状況も確認。厚労省は2014年9月時点で耐震改修率は82.2%で2015年度には90%を超える見通しを示しました。(下記質問内容)
Ⅰ.第3回国連防災世界会議について
- 第3回国連防災世界会議をどのように総括しているのか。(山谷大臣)
- 民間セクターの活躍についてどのように評価するのか。(赤澤副大臣)
- 東日本大震災の被災者の「心の復興」に対する所見を伺いたい。(山谷大臣)
- 「障がい者と防災」に関してどのように取り上げているのか。(赤澤副大臣)
- 会議運営の経験を今後の国際会議等にどのように活かすつもりか。(外務省)
- 災害拠点病院等の耐震改修状況はどのようになっているのか。(厚労省)
- 「減災」の概念を「仙台防災枠組」の中でどのように盛り込んでいるのか。(内閣府)
- 「防災の主流化」についてどのように主張したのか。(赤澤副大臣)
- 途上国への支援をどのように行うつもりか。(山谷大臣)
- HPを含めた継続的な情報提供をすべきと考えるが認識を伺いたい。(内閣府)