「発達障害支援法」改正についての第4回検討会が参議院議員会館で開催されました。(15日)
「発達障害の支援を考える議員連盟」(尾辻会長・野田会長代行)が主催。超党派の議員連盟で私も副会長として参加。
進行は公明党の高木美智代事務局長。法改正に向けて多くの皆様の声が反映できるように取り組んでまいります。次回5回目検討会は6月2日。(下記本日の内容)

  1. 団体ヒアリングとして2団体
    • NPO法人全国LD親の会 東條裕志理事長
    • 資質の向上、教育、理解啓発、家族支援、成人への対応等。
    • NPO法人えじそんくらぶ 高山恵子代表
    • ADHD等の専門的支援の充実と親支援、医療関係者への理解啓発、各ライフステージの途切れのない支援等。
  2. 学齢期の支援について
    1. 教育支援、教育と福祉の相互連携(文科省・厚労省より)
    2. 専門家からの意見
    • 初等中等教育関係  筑波大学 柘植雅義教授(人間系 障害科学城 知的・発達・行動障害分野)

取り組むべき事項

  1. 発達障害の誤解・偏見・差別の壁の打破
  2. 通級指導教室不足
  3. 個別の指導計画と個別教育支援計画の作成頻度が低い
  4. 教員や管理職の専門性が未熟
  5. 指導方法の確立、支援方策の確立
  • 高等教育関係 信州大学 高橋 知音教授(教育学部教育科学グループ)
    発達障害日米の違い、高等教育機関の支援体制(学習機会の保障・困難を克服する為の支援・社会での自立に向けた支援)
    先進的な大学の取組み(アリゾナ大学、ランドマーク大学、明星大学など)
  1. 意見交換

団体参加者

  • 日本自閉症協会(山崎会長等)、日本発達障害ネットワーク(市川理事長・橋口事務局長等)
  • アスぺ・エルデの会、NPO法人全国LD親の会(東條理事長)、日本トゥレット協会(駒井理事)
  • NPO法人エッジ(藤堂代表)、えじそんくらぶ(高山代表)、発達障害者支援センター全国連絡協議会(藤平副会長)
  • 全国自閉症施設協議会(石井理事)、全国特別支援教育推進連盟
  • NPO法人全国言友会連絡協議会(松尾理事・青木運営委員等)