高知市内にある「藁工ミュージアム」「土佐バル」を訪問。(31日)2011年12月、かつて藁を保管していた白壁の蔵が小さな美術館「藁工ミュージアム」へと生まれ変わりました。3度目の訪問となります。
アールブリュット「生(いき)の芸術」を中心に展示する美術館「藁工ミュージアム」。演劇・映画・コンサート・ワークショップ、講演等を行う多目的シアター「蛸蔵(たこぞう)」、土佐食材をスパニッシュ・イタリアンで楽しむレストラン「土佐バル」で構成するアートゾーンで構成されています。「土佐バル」店内は明るく、地元食材の活用で人気が高いお店です。
藁工ミュージアム等のアートゾーンは、アートをチャンネルに障がいの有無に関わらず広く社会と交流することの他、残された美しい景観を守ることも大きな目的にしています。昔ワラの集積所であった白壁のワラ倉庫を改造しており、歴史の重みと景観が素晴らしいです。専門収納庫まで備えた障がい者アートの美術館は全国で初めてです。
専門の美術教育を受けていない人が創作した美術作品は「アール・ブリュット」「アウトサイダー・アート」と称されている。NPO法人「ワークスみらい高知」(竹村代表)が中心となり運営しています。就労継続支援A・B型として、美術館の清掃等の管理や受付、監視業務、売店での販売担当、多目的シアターの管理、舞台設営、座席配置のほか、レストランでの洗い場、接客等に障がいのある方が就労しています。(A型平均賃金9万円、B型4名 平均工賃3万5千円)