公明党障がい者福祉員会(高木美智代委員長・衆議院議員)は23日衆議院第1議員会館にて山口県下関市の知的障がい者福祉施設で起きた虐待について厚労省と意見交換いたしました。

同施設では、暴言や暴力で通所者を虐待したとして、元職員が今月10日に逮捕された。施設関係者が暴行の様子を撮影し、報道機関に映像を提供したことから問題が発覚。

厚労省側は、昨年4月に下関市が匿名の通報を受け、任意調査など行ったにもかかわらず、虐待を確認できなかったと説明。併せて昨年の調査では通報者や家族への聞き取りをしておらず、国のマニュアルと異なる対応だったと述べた。

参加した議員からは、立ち入り検査の体制強化や障害者虐待防止法に基づく通報義務の徹底、施設職員への研修の充実などを求めました。また施設が閉鎖的にならないように「地域に開かれた施設づくりも必要だ」との意見も出されました。これからも障がい者の虐待を防ぐ施策・体制を進めてまいります。

意見交換

意見交換

意見表明

意見表明

厚労省説明

厚労省説明