和田精密歯研(株)クラウンセンター綾上開設20周年記念祝賀会が高松市内にて開催されました。(7日)和田主実社長の開会挨拶、(株)和田ホールディングス 和田弘毅会長挨拶の後、来賓として浜田知事らと共に祝辞を述べさせていただきました。

和田弘毅会長が24歳の時会社を立ち上げてより57年。現在、従業員944名。年商も100億円を突破し、業界では日本一の企業グループに成長されました。
開拓者としてチャレンジの人生の和田会長。大阪香川県人会会長として故郷香川と大阪を結ぶ役割も担われており、81歳ですが年齢を感じさせない若さと行動力に大変尊敬をしています。

1955年旧綾上町(現在綾川町)の山の中にある保険適用品の専門工場「クラウンセンター綾上」を設立。この「歯の工場」は義歯つくりをシステム化した日本初の施設でした。現在約80人の歯科技工士が1日800本のクラウンを製造しています。障害がい雇用も聴覚障がい・身体障がいなど多くの障がい者が雇用されています。またCAD/CAMも早期に導入し、新技術の導入で作業効率が大幅の向上しました。

2005年には情報発信の少ない歯科の新技術を知って欲しいと庵治町の浜辺に『歯ART美術館』を創り、文化芸術振興にも尽力されています。

祝賀会は公益財団法人 香川県歯科医師会 湖崎武敬氏の乾杯の後、懇談。クラウンセンター綾上20年の歩みのDVD紹介や地元の勇壮な枌所太鼓の披露など多彩な内容です。

歯科医師会や関係企業・団体等多くの方々と交流を深める機会となりました。きびきびとした礼儀正しい従業員の皆さんにも企業風土を感じます。

和田会長は「人工の歯で、心地よくかみしめて欲しい。うまい!と感じて欲しい。幸せを感じて欲しい。私の願いは『口福(こうふく)』なんです。」と話され、会社の信条が『口福(こうふく)』となっています。(口福という焼酎も歯ART美術館で出されています。)

歯科技工士の不足など業界の課題はありますが、これからもしっかり応援してまいります。