仙台市内にある聴覚障がい者の情報保障・コミュニケーション支援に取り組んでいる(株)プラスヴォイスを訪問。(18日)2013年1月以来の訪問です。三浦宏之社長から電話リレーサービス・障がい者就労支援・障がい者芸術など多岐にわたり意見交換。
日本の聴覚障がい者はろう者約7万人。聴覚障がい者約36万人。補聴器利用者600万人といわれています。コミュニケーションで困っている課題を、代理電話サービス(電話リレーサービス)、テレビ電話遠隔手話や誰もが使えるユニバーサルデザイン(UD)3つのアプリ
- 簡単筆談アプリ(UD手書き)
- 遠隔筆談アプリ(手書き電話UD)
- 情報保護アプリ(UDトーク)等
など新しい技術や道具を開発し、情報通信のバリアフリーを目指されています。
実際実演の通じてスマホ・タブレットで簡単で便利な機能を体感しました。
さらにメディア事業部を2005年に立ち上げ、聴覚障害がい者就労支援事業(スポーツフォトライブラリープロジェクト)を開始。
現在日本高校野球連盟、東北楽天イーグルス、日本サッカー協会とオフィシャル契約を結び、聴覚障がい者のカメラマンやデザイナーを育成しています。聞こえなくても、それを補う「鋭敏な視覚的能力」を活用することによって、聴覚障がい者も立派なクリエーター・カメラマンとして活躍してくれています。現在夏の甲子園に挑戦の高校球児たちの写真を5名の聴覚障がい者が取り組んでいます。
三浦社長が高校球児でカメラマンの経験を活かし、直接指導して、育てている姿に感銘を受けました。
さらに障がい者芸術にも関わっている事など様々な取組みを伺い、一段とパワーアップされている三浦社長に大変刺激を受けました。
最後に手話で「I love you」のポーズで記念写真。大変にありがとうございました。