今治港富田地区にある吉野石膏(株)今治工場を視察。永野工場長・桐原事務課長から会社概要と今治工場の概要の説明を受け、工場内を見学。(13日)公明党から木村誉愛媛県議・今治市から2人の市議(石井秀則市議・谷口芳史市議)が同行しました。
今治工場は1997年9月竣工し、敷地面積は55,783平方メートル。水深12mの公共岸壁に隣接した工場には、大型外航船から直接ベルトコンベアーで原料石膏が生産ラインに搬入。
原料石膏は輸入(タイ、メキシコ、オーストラリア)による「天然せっこう」と国内の電力、製錬所、化学工業などから回収される「副生せっこう」からなっています。
原料石膏倉庫、石膏焼成工場、焼石膏サイロ、せつこうボード成型工場、製品倉庫など施設が立ち並びます。石膏から安全で快適な住空間を創る「タイガーボード」が出来上がる製造工程。少人数(31名)での製造工程は驚きです。
富田地区国際物流ターミナルの整備によって、吉野石膏(株)やその他17社が進出したことにより、約900人の雇用が創出されたストック効果。あらためて工場の近くに港湾があるメリットを実感できました。