特定地域振興重要港湾活性化協議会の意見交換会が開催され、出席しました。(21日)特定地域振興重要港湾(特振港)は、日本において地域振興のため重要な役割を果たすことが期待される港湾で、国が指定した港湾です。全国13の港湾で、私のふるさと八幡浜港も入っています。
(岩内港・大湊港・岩船港・館山港・沼津・松崎港・常滑港・福井港・新宮港・河下港・八幡浜港・青方港・水俣港・本部港)
2000年5月に運輸省(現国土交通省)港湾局によって制度新設されました。特定地域振興重要港湾に指定されると、地域振興のための調査の重点実施や港湾事業の推進など、国による積極的な支援を受けることができます。
「要望・意見交換会」では各特振港の首長より国への要望・意見をそれぞれ伺い、国会議員や国土交通省港湾局長らとの意見交換が進められました。中国・四国地域では八幡浜港(愛媛県八幡浜市)と河下港(島根県出雲市)の2港です。
- 八幡浜港は八幡浜港フェリー埠頭の再整備事業の促進の要望(港整備交付金の予算化)。八幡浜港は九州の別府・臼杵港と1日20便。年間70万人の乗降客、車30万台の利用があります。耐震強化岸壁を整備し、防災機能の強化と共に、京阪神と九州を結ぶルートとして、八幡浜港を拠点とした第2の国道軸としてまた四国を活用した広域輸送ネットワークの一翼を担う物流拠点としての八幡浜港フェリー埠頭の再整備事業の促進を強く要望されました。
-
河下港(出雲市)は石材の移出やLPGの移入など取り扱う県東部の物流拠点。平成25年から進んでいる沖防波堤の整備工事の早期完成に向けての改修事業(補助)の要望等です。
その後の交流会では、特定地域振興重要港湾活性化協議会の金丸謙一会長(館山市長)の挨拶の後、参加国会議員として挨拶。
交流会では各港関係者や首長と交流を深めました。沖縄県本部町(本部港)の髙良町長・青森県むつ市宮下町長(大湊港)・千葉県館山市金丸市長(館山港)・島根県出雲市伊藤副市長などと懇談。また故郷の八幡浜市大城市長(八幡浜港)とも恒例の写真を撮り懇親を深めました。
地方港湾の振興に全力で応援してまいります。