公明党の活気ある温かな地域づくり推進本部(桝屋敬悟本部長:衆議院議員)は29日衆院第1議員会館で、島根県教育庁教育指導課の岩本悠・教育魅力化特命官から同県海士町(隠岐諸島)にある県立隠岐島前高校の「魅力化プロジェクト」を通じた地方創生の取組みを聞き、意見交換を交わしました。
島前高校は地域の人口減少などによって廃校の危機にありましたが、関係自治体や生徒、住民が一体となって魅力化プロジェクトを推進。
地域の課題解決策を生徒が主体的に考えて実践する教育カリキュラムや島外からの生徒を積極的に受け入れて多様な価値観を取り組む「島留学」などの取組みにより、2008年に89人だった生徒数は156人へと増加しました。
岩本氏とは2011年離島振興法改正のさい、海士町を訪問。教職員定数確保など多くの課題を伺い、標準法の改正等、法整備に反映しました。以来交流を重ね2014年には党離島振興対策本部(遠山本部長)として海士町を視察した経緯があります。
意見交換では岩本氏は「地方創生を担う人づくりが重要」と強調。全国展開への課題や行政の役割など質問しました。岩本氏からの提言など今後の施策に反映してまいります。
2011年訪問
海士町の地域再生への挑戦!教育の魅力で全国から人を呼ぶ(島根県隠岐郡海士町)
隠岐の島西郷港からフェリーしらなみで海士(あま)町菱浦港へ。1時間10分程の距離。 海士町は(あまちょう)は島根県隠岐郡の町。隠岐諸島の島前三島のひとつ・中ノ島に位…
2014年訪問
隠岐諸島視察⑪ 未来をつくる教育×持続可能な地域づくり(島前高校魅力化プロジェクト)(島根県海士町)
海士町/海士町(山内町長・奥田麻依子さんら)公明議員団 本日から始まった臨時国会の安倍総理の所信演説で、地方創生の成功した取組みとして海士町が取り上げ紹介されま…