全国ハンセン病療養所 入所者協議会(全療協)の森和男会長と藤崎事務局長が国会事務所に来訪され、要請書を伺いました。(6日)

森会長は高松市沖の離島大島にある国立ハンセン病療養所「大島青松園」で半世紀以上、療養生活を送り、通算6期入所者自治会長を務めました。

昨年8月、全国13ある全国ハンセン病療養所入所者協議会(全療協)の会長に就任。平均年齢83歳を超える入所者約1800人束ねることになり、「療養所を医療機関として維持し、将来構想を促進する。入所者の人権を守る仕組みを確立したい」と決意を述べられています。

鳴門市生まれの森さん。1949年9歳で大島青松園に入所。いつもお会いしても、笑みを浮かべながら、温かく迎えてくれます。

要請の内容は

  1. ハンセン病療養所の永続化に向けての総理大臣談話の実現
  2. ハンセン病療養所医師・看護師定員の確保のための特別手当の創設等の優遇措置及び指定職療養所長の待遇改善の実現です。

ハンセン問題基本法が2009年に施行されて5年。全療協の要請について超党派議連のメンバーと共に進めてまいります。