発達障害の支援を考える議員連盟(尾辻秀久会長)で20日、下村文部科学大臣に「平成28年度予算概算要求に向けた発達障害者施策のための要望」を行いました。
 
議員連盟では今まで発達障害者支援法の改正をめざし、7回にわたり関係団体の方々のヒアリングや勉強会等を開催。その中で平成28年度予算について検討をしてた要望内容をまとめ、下記申し入れしました。10日の厚労大臣に引き続きの要望です。公明党から高木美智代衆議院議員と共に同席。

平成28年度予算概算要求等に向けた発達障害者支援のための要望

  1. 発達障害のある子供に対する支援体制の整備のため、通級による指導など特別支援教育の充実のための教員の加配定数の拡充を図ること。
  2. 通常の学校の教員や通級による指導の担当教員等が発達障害に関する理解と専門性を向上させるための施策を講ずること。
  3. 発達障害のある子供に対して、個別の指導計画や個別の教育支援計画の作成・活用の促進を図りつつ、支援を充実すること。
  4. 発達障害のある子供への支援内容を学校段階を問わず円滑に引き継ぐとともに、医療、福祉、療育等の関係機関と連携し、切れ目のない一貫した支援を行うための施策を講ずること。

下村大臣の現場の声を伝え意見交換。発達障害施策に反映するよう頑張ってまいります。