9月9日の参議院本会議で、新たな「公認心理師」という国家資格を設ける法律(公認心理師法)が全会一致で成立しました。
医療や教育、司法などさまざまな分野で活躍する心理職には、これまで臨床心理士など民間の資格しかありませんでした。
高まるニーズに応えるため、公明党・自民党等、超党派の議員立法として提出されていました。
2014年8月香川県臨床心理士会(黒河内美鈴会長)、2014年9月、愛媛県臨床心理士会(信原孝司会長)らから法案成立へ強い要望を伺っていました。成立後、喜びの電話をいただきました。
(2014年8月香川県臨床心理士会要望ブログ)
https://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/2014/08/3_jci.html
(2014年9月愛媛県臨床心理士会要望ブログ)
https://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/2014/09/1_pt_1.html
心理職には約2万8千人の臨床心理士をはじめ、学校心理士、臨床発達心理士など20程度の民間資格があり、その職場は、医療機関の精神神経科や心療内科、福祉施設での心理相談、企業のメンタルヘルス担当部署、家庭裁判所の調査官など幅広くあります。
学校のスクールカウンセラーも大半は臨床心理士です。2017年施行されます。