参議院議院運営委員会班(中川委員長)のドイツ議会交流3日目。(30日)ドイツにある在ドイツ日本国大使館を訪問。中根在ドイツ大使らとドイツの情勢について懇談しました。
旧日本国大使館は1938年から1942年にかけて建設されましたが、第2次世界大戦中に使用できないほどの損傷をこうむりました。1983年、中曽根総理大臣(当時)は日独文化交流を促進するために設立されるベルリン日独センターを大幅に改修された旧大使館の建物内で設ける事が合意。
1990年にドイツが再統一し、政府機能をベルリンに移転させた事により、外交団もベルリンに移転。2001年、日本大使館は新たに改修された元の建物に戻りました。
懇談では在ドイツ大使館の歴史、難民問題等当面の政治情勢や経済情勢など意見交換。
本年は第二次世界大戦終了後70周年を迎え、また、東西ドイツ統一25周年の記念すべき年にあたり、10月もイベントが開催されます。日独ともに国際社会の平和と安定のためにより大きな外交的努力を積み重ねる事が大事です。
昨年は、東京ベルリン友好20周年をはじめ、幾つかの日独パートナーシップの周年行事が開催されましたが、日独間には50を超える姉妹都市があり、今後さらなる地方都市との活発な交流が期待されます。