参議院議院運営委員会班(中川委員長)のドイツ議会交流3日目。(30日)独日友好議員連盟のジルヴィア・コッティング・ウール会長・アーノルド議員らと連邦議会にて意見交換。国会期間中のため、夜18時からの意見交換会となりました。
ジルヴィア・コッティング・ウール会長は野党・緑の党に所属し、環境・自然保護・原子炉安全委員会に所属。アーノルド氏は与党・社会民主党(SPD)の所属で国防関係が専門分野。現在独日友好議員連盟に19名の議員が加盟しています。
難民問題、環境・エネルギー政策で意見交換。
難民問題は国会で毎日議論されており、メルケル首相の「政治的な迫害を受けている者に対して庇護の基本的権利が与えられ、戦争から逃れようとしている人にもドイツは保護を与える。どこから来たのか、どうしてドイツに来たか関係ない。我々ドイツ人は全ての人の保護を尊重する」のコメントにあるように、約100万人の難民受入について、積極的に関与されています。
難民の80%が若い男性で英語、ドイツ語も分からない中、難民のほとんはドイツに来たいと言っている以上、住まいの確保や教育・就労など国を挙げて取り組むとの強い姿勢には大変共感いたします。日本も安倍総理が難民支援で970億円拠出を表明。今後の対応について見守っていきたいと思います。