島根県松江市から(株)ネオナイトの寺山社長・塔村専務らが国会事務所に来訪。(7日)地方の林業をはじめ、関連企業の経済活動活性化のための木質バイオマスガス化熱電施設の事例について福島県や隠岐の島の事例を伺いました。

環境省・農林水産省連携事業として木質バイオマスエネルギーを活用したモデル地域づくり推進事業として平成25年度(株)ネオナイト(福島環境再生産業創出協議会)が受託。放射能汚染で停滞している未利用木材を活用し、原子力発電に代わるベースロード電源となりうるバイオマスガス化発電システムの先進事例として現在3年目です。林業等の第1次産業の高度化による地域経済の復興・雇用の創出が目的で推進しています。

隠岐の島でも2014年バイオマス燃料の収集、生産、利用を地域内で一貫して行い、再生可能エネルギーの普及や産業創出を図る国の「バイオマス産業都市」に選定されました。(株)ネオナイトも官民による推進団体に加わり、2016年から2020年にかけて出力180キロワットの発電施設5基設置の予定です。

また障がい者雇用についても意見交換を進めました。今後の再生可能エネルギーの推進と地方創生に繫がる事例だけに大変興味深く伺いました。さらに研究してまいります。

福島県事例

福島県事例

ネオナイト 寺山社長らと

ネオナイト 寺山社長らと

隠岐の島事例

隠岐の島事例