愛媛県南予地域西予市三瓶町の水産業(養殖業)に従事されている方々と意見交換。養殖業の課題や現状について伺いました。

愛媛県が全国に誇る養殖業の中で真鯛やブリ・ひらめを多く養殖している地域が西予市三瓶町です。県内における養殖ひらめの発祥の地であり、トップの生産地でもあります。地場の養殖を経営している広隆水産(有)の西中会長、愛媛養殖(株)上杉社長ら養殖業者の方々からご意見、要望を伺いました。媛すい 代表の島崎氏は高校の同級生でもあります。(下記要望・ご意見)

  • タイの養殖において、エサ代の高騰などで魚価格が原価を割り込み経営が大変になってしまっている。八幡浜漁協圏域では2社廃業、倒産。
  • 政府はその対策として漁業収入安定対策事業の積立プラスの「3年魚たい」で対応しているが、不十分。かんぱちやはまち養殖の強度漁場改善計画の積立ブラス並みに比率を改善して欲しい。
  • 現在全国の漁協の7割は赤字経営となっており、抜本的な国の水産業支援をして欲しい。
  • 宇和海の漁場改善。海がきれいすぎてプランクトンなどが住みずらくなっている。
  • 飼料代(エサ)の高騰の改善のため、畜産飼料の補助支援をメーカーにしているように水産業でも検討して欲しい。など等。

お伺いした課題、要望をもちかえり、検討してまいります。