故郷八幡浜市内の梅美人酒造(株)を訪問。梅美人酒造(株)は大正5年より創業。本社社屋は国の登録文化財に指定されるほどの歴史ある建物であり、長い歴史と文化を誇る愛媛の老舗造り酒屋です。上田英樹社長の案内で酒造醸造所など見学しました。(12日)
青空にそびえる昭和3年に築造されたレンガ造りの煙突が印象的です。街のシンボル的存在であり、歴史の重さを肌で感じることができます。
古き良き日本にタイムスリップしたかのような玄関内部。外観はタイル張りですが、内側は大正時代の面影そのままに、木材を使った落着いた雰囲気となっています。事務所2階和室は全国的にも珍しい左右対称の床の間で、32畳の和室となっており、6部屋すべてが廊下で囲まれ、日本的な趣があります。
水は名水百選に選ばれた西予市の「観音水」と蔵元直下30mの水脈から引き出される井戸水を使用。四国で最も歴史のあり、伝統を継承し続けている伊方杜氏によって、酒造りを行っていましす。また、発酵途中でクラシック音楽を聞かせ、振動による発酵促進を行うことにより、まろやかに仕上がるそうです。酒蔵見学も出来るそうで、酒蔵ツーリズムに最適です。
古き良き伝統の継承をしながら、新しい酒造りにもチャレンジする上田社長。ご家族との写真も撮らせていただきました。これからも故郷のお酒を応援してまいります。