党環境部会・奄美ティダ委員会合同会議が15日衆院第1議員会館で開催されました。鹿児島県議会(池畑憲一議長)から「奄美・琉球の世界自然遺産登録の早期実現に向けた取組の推進を求める意見書」の要望を伺いました。公明党から山口代表・遠山清彦奄美ティダ委員会委員長らが出席。鹿児島県議会の持冨八郎県議も同行。
奄美・琉球には、大陸との分離・結合の歴史を反映し、アマミノクロウサギなど絶滅のおそれのある種や固有の種が数多く存在しており、亜熱帯照葉樹林の独特の生態系や高い生物多様性は世界に二つとない価値を有するとして、国、県、市町村が一丸となって、世界自然遺産の登録に向け、全力で取り組んでいます。
屋久島に続く県内2つ目の世界自然遺産の登録は県民の夢であり、奄美地域にとっては地方創生の大きな切り札になる事が期待されています。平成30年の世界自然遺産登録に向けて、核心地域の公有地化に必要となる財源確保など所要の措置を国がとるよう強く要望されました。