14日は尾道市因島にある広島県手をつなぐ育成会の副島宏克会長が運営(常務理事・総合施設長)されている社会福祉法人 若葉の各施設を視察しました。若葉には2008年訪問以来4度目の訪問となります。
副島常務理事は私と同じく娘の障がいを通じて造船の会社をやめ、障がい者福祉に取組まれた方です。「全ての人が地域社会で普通に生活を」との理念のもと因島の地域で理想を求めて、市民を巻き込んだ地域生活支援ネットワーク構築をめざし、懸命に活動されています。全国手をつなぐ育成会の理事長も務められた大変尊敬している先輩でもあります。
昨日のシンポジウムで講演された社会福祉法人 ゆうかり 水流源彦理事長と同じく鹿児島の社会福祉法人 吾子の里の管理者 十島真理氏・浅田茂毅氏も同行。
最初は「高齢者・障害者地域生活総合支援センターはばたき」へ。
平成13年に5階建ての「はばたき」が完成。
高齢になった障がい者とそれを介護する超高齢・要介護の親が1日の基本的生活を普通の家族と同じように、お互いが支えあって生活できるよう整備されたセンター。現制度ではできない法体系の組み合わせで時代を先取りした事例です。
1階 : 障害者生活介護事業所「にじ」と高齢者デイサービスセンター「はばたき」
2階 : 認知庄対応型グループホーム「潮の香」 (9人)
3階 : 知的障害者グループホーム「しらたき」「せと」(8人)
4階 : ファミリーマンション「瀬戸の海」2LDK(4戸)
5階 : ファミリーマンション「瀬戸の海」