公益社団法人 全日本トラック協会 新年賀詞交歓会が26日、都内ホテルにて盛大に開催されました。
トラック運送業は、事業者約6万3千社、127万人の就業者数で車両10両以下の小規模事業者6割です。
トラック運送事業は6年連続赤字で赤字企業約6割を占めており大変厳しい環境に置かれています。
新年賀詞交歓会では、江戸消防記念会の方々の木遣り(下記:江戸鳶木遣り参照)からスタート。
星野良三会長の開会挨拶の後、来賓として公明党トラック問題議員連盟懇話会の北川会長(副代表)の挨拶がありました。
副代表は「トラック事業者が国の産業や国民の生活を支える基幹となる物流を担っている」と強調。トラック業界の多くが中小企業である事にふれ「しっかり支援していきたい」と話されました。
公明党から山口代表以下大勢の衆参国会議員が出席。乾杯後、中国・四国トラック協会の方々と交流。要望等伺いました。ありがとうございました。
江戸鳶木遣り
江戸の庶民が残した貴重な文化財として、昭和31年に東京都無形文化財に指定されました。江戸木遣りは鳶職人たちが伝承の中心となり、労働歌から次第に鳶の歌として定着し、歌の内容も多岐にわたり、江戸庶民の文化を反映するようになりました。
江戸木遣りは、江戸消防記念会が、纏や梯子乗りとともに今日も毎年1月6日に行われる消防出初式を始め、神田明神や日枝神社の祭礼など、各地の建前、地鎮祭、劇場のこけら落としなど、おめでたい行事の席上で、祝儀の歌として歌われ、その行事に華を添えています。また、江戸文化を外国に紹介する催事に関しても、纏振りや梯子乗りと共に木遣り歌を披露して国際親善に貢献しています。