衆参両院は9日、それぞれ本会議を開催し、北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射を非難する決議を全会一致で採択しました。
決議では、ミサイル発射が一連の国連安保理決議と日朝平壌宣言、6カ国決議共同声明の趣旨に反しており、これを誠実に実施するよう求めました。
今回の発射については「断じて容認できず、厳重に抗議し、強く非難する」とし、ミサイル開発を直ちに断念するよう要求しました。
日本政府に対しては「新たな制裁措置を含む安保理決議」が早期に採択されるよう努力を要請。さらに日本独自の制裁を通じ、「核・ミサイル・拉致問題の早急かつ包括的な解決」に向け、全力を挙げるよう訴えました。