参議院「国際経済・外交に関する調査会」が開催され、「核軍縮、国連など我が国マルチ外交の課題と外交力強化に向けた取組」のテーマで4人の参考人から説明を伺い、質疑が行われました。(17日)
参考人は阿部信泰氏(元国連事務次長)、浅田正彦氏(京都大学公共政策大學教授)、梅林宏道氏(NPO法人ピースデポ特別顧問、長崎大学核兵器廃絶研究センター・前センター長)、星野俊也氏(大阪大学副学長)の4人。
公明党を代表して核軍縮で2点質問しました。(下記骨子)
- 日本とオーストラリア共催で有志国12カ国による外相会合・軍縮・核不拡散イニシアティブ(NPDI)の役割と次回のNPT運用検討会議までの5年間の軍縮外交の進め方について
- 「核兵器のない世界」に向けて核兵器の非人道性について、唯一の被爆国日本の果たすべき立ち位置について
(核兵器の非人道性を一番理解している日本が、積極的に発信し、核兵器のない世界に向けた法的枠組みに関する国際的な合意形成を促進することが必要ではないか?)
各参考人の示唆に富む提言や意見等、今後の核軍縮への道筋について大変参考になりました。ありがとうございました。