島根県の浜田港立地企業の視察のため江津市にある日本製紙(株)江津事業所を訪問。(22日)
公明党の江津市永岡静馬市議、浜田市佐々木豊治市議・柳楽真智子市議、大田市石田洋治市議が同行。また国交省の田中室長や中国地方整備局の大塚副局長らも参加。ケミカル事業本部 藤井江津事業所長・佐々木安全衛生管理室長から概要を説明いただき、工場内を見学いたしました。
昭和12年にレーヨンを生産する新日本レーヨン(株)として設立。現在は日本製紙(株)のケミカル事業本部の事業所となっています。木材の完全利用を推進する事業所として溶解パルプ(レーヨンなど化学繊維等の材料)などを製造し、国内外の幅広い用途に提供しています。
溶解パルプ(主な用途はレーヨン、セロファン、セルロース誘導体)、リグニン製品(コンクリート混和剤、粘結剤)セルロースパウダー(食品、健康食品、化粧品)など暮らしの素材が木から生み出されています。
工場は車で移動しながら、排水処理設備・チップヤード・江津港・エネルギープラントなどを見学。
浜田港を利用し、インドネシアから石炭を輸入。また現在岩国港を経由して輸入している木材チップを工場に近い浜田港経由に切り替える方向で検討中です。
現在岩国から木材チップを陸送か江津港に搬送しておりそのコストと手間を考えると浜田港の整備拡充は急務といえます。ありがとうございました。