島根県の浜田港福井埠頭の視察のため浜田市へ。(22日)途中、浜田港を活用する企業(日本製紙・しまね森林発電)を視察して現状や要望等伺ってきました。。

公明党の浜田市佐々木豊治市議・柳楽真智子市議、大田市石田洋治市議が同行。また国交省の田中室長や中国地方整備局の大塚副局長らも参加。

浜田港は原木の取り扱いに関しては日本海側の拠点港に選定され、県内唯一の国際貿易港(韓国釜山港との定期コンテナ航路やロシアウラジオストク港との国際RORO船)として地域経済を支えています。また世界遺産石見銀山をはじめ著名な観光資源が複数存在し、クルーズ船、イベント船も毎年寄港しています。
さらには浜田港背後の立地企業として合板の製造工場やロシア向けの中古自動車、製紙業の石炭ヤード、中国地方の発電所(バイオマス・風力・メガソーラー)など大きな経済圏となっています。

近年は、コンテナ船舶の大型化してきたことや荷役機械の大型化、福井地区のチップを取り扱うヤード不足解消、コンテナ航路の拡充など港湾の整備が課題となっています。

現在、港湾とともに周辺道路の整備・特に港と山陰自動車道を直結する臨港道路福井4号線も平成29年度完成をめざし進めています。
山陰道と直結する浜田港臨港道路の整備により、浜田港の集貨範囲の拡大、企業の新たな投資・雇用を後押しします。

今後浜田港の整備に向けて長期構想検討委員会が浜田港の長期構想を策定し港湾計画素案を作っていきますが、国としての支援を進めてまいります。\