9日は午前中本会議。午後から総務省・国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が主催する「起業家万博・I−Challenge!」に来賓として出席。

「起業家万博」はICTを用いて豊かな世の中を目指そうと取組む全国各地のICTベンチャーが工夫を凝らした新規事業(商品・サービス)を発表し、事業提携・資金調達・販路拡大・人材確保などのビジネスなどのビジネスマッチングにチャレンジするイベントです。

全国各地で開催されら地域イベントに参加し、NICT賞(起業家万博挑戦権)を獲得した8社のベンチャー企業が出場しました。
8人のプレゼンテーションのレベルの高さと内容に驚きました。また介護、子どもの見守り支援、農業、外国人の求人,世界の貧困対策など社会的課題に対して果敢に対応する内容で素晴らしい提案です。

高市総務大臣も表彰式に出席。総務大臣賞には九州のドレミングアジア(株)桑原広充氏。「給付担保のカード決済システム(Playming)」が受賞。
世界にはまだ多くの銀行口座を持っておらず、クレジットカードなどの金融サービスを受けることができない人たちが大勢います。このシステムで誰でも利用できる決済手段を提供しています。アフリカ・アジアなど貧困格差や難民対策につながります。既に海外からも導入へオファーが来ています。

担当メンターは安達俊久氏。(日本ベンチャーキャピタル協会特別顧問)
新事業創出へ、ベンチャー等新たな若い人材輩出にICT業界で活躍する一流の「ICTメンター」として組織化して、コンテスト(起業家甲子園・起業家万博)に向けたメンタリングを通してICTアントレプレナーをサポートし、事業化を促進しています。

20名の1人に元IBMの勝屋久氏も入っており、今回のコンテストも中心に活躍されおり、嬉しい限りです。
交流会では総務委員長としてお祝いの挨拶もさせていただき、多くの皆様と交流できました。

今後、他の省(経産省)との連携や地域との支援体制、予算の拡充など課題もあります。しっかり支援してまいります。