公明党サイバーセキュリティ戦略委員会(遠山清彦委員長)として都内にある 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)を28日に視察。
IPAは日本におけるIT国家戦略を技術面、人材面から支えるために設立された経済産業省所管の中期目標管理法人たる独立行政法人です。
日本のソフトウエア分野における競争力の総合的な強化を図ります。
富田達夫理事長からIPAの概要の紹介・頓宮セキュリティセンター長からサイバーセキュリティ対策の概要の説明があり、標準型サイバー攻撃のデモや緊急時の初動対応のデモ(サイバーレスキュー隊のレスキューの流れ等)を見学しました。
職員258名の内、セキュリティセンター職員は90名で、不正プログラムの分析・情報収集、緊急時の初動対応・警告・助言、さらにはリアルタイムの不正アクセス監視を24時間対応で行っています。
試験センターも視察しました。ITの国家試験「情報処理技術者試験」(46万人が合格)や情報処理安全確保士試験など実施しており、世界レベルで活躍できるIT人材を育成しています。今国会、IPAの活用の法改正もあり、人・予算も含め体制強化が求められています。大変参考となる視察となりました。