岡山県水島港のおける国際バルグ戦略港湾プロジェクトにおいて、平成28年度予算において、「事業化推進調査費」として5千万円が計上されました。
これにより、瀬戸埠頭を拠点施設とした連携輸送計画や埠頭運営等について、関係者間の協議が進められ、調査・計画が実施されます。
水島港の国際バルグ港湾の整備については、現地を2015年10月に地元県議・市議と視察し、伊原木岡山県知事らと石井国交大臣に要望。さらには谷あい正明参議院議員も3月23日の国交委員会でも石井大臣に質問する等、地元の強い要望を国に揚げ続けてきました。
- 地元議員と共に水島港の現場視察
- 石井大臣への要望ブログ
- 谷あい正明HP活動記録・国会質問](http://www.m-taniai.net/katsudo/20179)
水島港は岡山県倉敷市に位置し、全国有数の規模を誇る水島臨界工業地帯を中心とした経済活動の中核で、取扱量(8452万トン)は全国第10位。中国・四国エリアでは1位。国際バルク戦略港湾(穀物)の1つとして、水島港は穀物輸入量は160万トンで第3位です。
しかし既存企業が立地する水島地区、新規事業が立地する玉島地区に至る航路は水深が浅く、現状では効率的な連携が図れない状況でした。
このため両地区の企業間連携による1港3バース寄りを可能とし、西日本における穀物取扱い拠点として、より効率的な運営を目指すため、国際バルク戦略港湾施設(航路、泊地、岸壁等)の早期事業化が強く要望されていました。
今回の平成28年度予算「事業化推進調査費」により早期事業化が見えてまいりました。今後早期事業化着手の予算化に繋げていく為にも、引き続き支援してまいります。