「安倍総理と障害者との集い」が2日午後、首相官邸南庭で開催されました。2013年5月以来3年ぶり3回目の開催となります。
国会質問で実現!「安倍総理と障がい者の集い」(東京都)
本日午後、首相官邸にて「安倍総理と障がい者の集い」が開催された。 芸術活動や就労に取り組む障がい者を安倍総理が官邸にお招きし、施設ごとのブースが設けられ、普段の…
平成28年4月は、障害者差別解消法や障害者雇用促進法の改正が施行され、共生社会の実現に向けた取り組みが求められている中で、「安倍総理と障害者の集い」は、大歓迎のイベントです。超党派の障害者の芸術文化振興議員連盟事務局長として高木美智代議員と共に参加。
政府からは、安倍総理夫妻、加藤内閣府担当大臣、遠藤東京オリパラ担当大臣、塩崎厚労大臣、馳文科大臣らが参加されました。
出席団体には下記団体。
農福連携に取組む一般法人 農福連携自然栽培パーティ全国協議会 佐伯代表ら(愛媛県砥部町)
就労継続支援事業B型事業所(メインドイン青空)を運営する法人。地域の耕作放棄地を再生し、農薬や肥料を使わない自然栽培による農業を実施。
車いすダンス 非営利市民団体 民間 ジェネシスオブエンターティメント 坪田代表ら(大阪府大阪市)
障がいのある人とない人がダンスを踊る「車いすダンス」を主軸に活動を行う市民団体。全国大会の優勝者などを輩出。素晴らしい演技で大拍手です。昭恵夫人も車いすに乗られ、歓談されていました。
石見神楽 社会福祉法人 いわみ福祉会(島根県浜田市)(室崎理事長や地元の久保田浜田市長らが多数参加)
知的障害を持つ子ども達の親たちが中心となり法人化。伝統芸能「石見神楽」は全国・世界のイベントに参加。障害者の就労支援の一環で衣裳を製作しています。色鮮やかな衣裳など日本の伝統芸能に魅了されます。
瑞宝太鼓 社会福祉法人 南高愛隣会(長崎県 雲仙市)(田島理事長・雲仙市長)
知的障がい者を中心に障がい福祉サービス事業を行い、利用者が約千名の法人。瑞宝太鼓は、全国・世界を舞台に年100回以上の活動を展開。
芸術作品を展示 社会福祉福祉法人グロー(滋賀県近江八幡市)の北岡理事長など
障がい者の作品を展示する美術館「ボーダレス・アートミュージアム NO―MA」を平成16年に開設。障がい者の芸術作品(アール・ブリュット)を展示。3年前の総理と集いにお会いした澤田真一さんとお母さんとお話しました。
等等。今まで共に障がい者の芸術文化を推進し、応援してきた団体が出展されていました。
その他の出展団体として、社会福祉法人 ほっと福祉記念会(福島県郡山市)や働く障がい者のメンバーも総理らとの懇談の機会がありました。障がい者就労・農福連携・障がい福祉サービスなど等、関係者の方々と懇談。交流を深める場ともなりました。
「能力を生かして、生きがいを感じられる社会の実現に向けて」全力で取組んでまいります。