浜田市にある社会福祉法人 いわみ福祉会(室崎理事長)を訪問。(14日)室崎理事長・高岩副理事長らと障がい者福祉で懇談・意見交換。
地元公明党から佐々木豊治市議・柳楽美智子市議が同席しました。
6月2日首相官邸での「安倍総理と障害者の集い」にて福祉会の方々が素晴らしい石見神楽を披露されたさい、訪問の約束をしていました。室崎理事長・高岩副理事長とは「手をつなぐ育成会」の行事や障がい者福祉で以前から交流をさせていただいており、念願の訪問となりました。
(安倍総理と障害者の集いのブログ)
「安倍総理と障害者との集い」〜「能力を生かして、生きがいを感じられる社会の実 現に向けて」〜(東京都)
「安倍総理と障害者との集い」が2日午後、首相官邸南庭で開催されました。2013年5月以来3年ぶり3回目の開催となります。 国会質問で実現!「安倍総理と障がい者の集い」…
最初に浜田市の入所施設 桑の木園(定員40名)を見学。広々とした施設に素晴らしい法人の理念の下、スタッフの方々が懸命に頑張られている姿に感銘を受けました。日中は、生活介護事業で、ガザ二アンなどの農園芸に従事されています。
また江津市では地元永岡静馬市議と共にいわみ福祉会の施設を視察。高岩副理事長らが案内いただきました。
江津市のワークくわの木江津事業所(定員40名)のイタリアンレストラン「森のレストラン」(就労継続支援B型)では美味しいピザを焼いていただきました。生活介護事業では箱折・人形等請負作業を皆で楽しく活動しています。
さらに江津市のフーズくわの木(就労継続支援B型)を平成27年10月開所。防災の備蓄商品など殺菌の機器を導入。畑のさつまいもから加工食品として6次化産品に広がっています。
その他浜田市で以前訪問した「かなぎウエスタンライディングパーク」の乗馬牧場・レストラン(就労継続支援A型)、神楽衣裳の製作など神楽ショップA型事業所など日中活動支援に300名以上の利用者が活動されています。
地域生活移行へ、グループホームも22箇所120名が生活。3箇所の入所施設(92名)と共に大事な住まいの拠点です。
最後に江津市の総合福祉施設ミレ青山を訪問。法人では高齢者福祉も支援されています。
将来構想として、職業リハビリテーションセンター、知的障害者養護老人ホーム・観光牧場・観光農園・福祉ペンションの夢実現に向けて、意欲的に取組まれており、大変参考になりました。農福連携や高齢障害者対策、地域移行、相談支援等など伺った課題解決に向けて、全力で取組んでまいります。
社会福祉法人 いわみ福祉会の紹介
設立の経緯
昭和41年 障害のある子供の親たちが集まり、浜田地区手をつなぐ育成会を結成。当時、島根県(特に西部)に不足していた入所施設など社会資源の整備を目指し、以降、1万人の署名活動を行う。昭和48年に前述の育成会を母体として社会福祉法人いわみ福祉会を設立。昭和49年に知的障害者更生施設桑の木園を建設・経営開始しました。
###「福祉の開拓者として」
昭和53年4月に知的障害者支援分野においてグループホーム制度の前身となる民間ホーム(民家を借上げ入所施設の卒園者の地域生活支援)を法人独自でスタートさせるなど、法人設立以来、常に新しい制度の先駆けとなるような取組みを行ってきました。
###「福祉の仕事は町おこし」
また、「障害者や高齢者をはじめ生きる力の弱い人たちが豊かな生活を営むためには、まずはその地域自体が豊かでなければならない」という考えの下、私たちの活動が福祉の分野にとどまらず地域の活性化につながるものであるよう心がけています。(福祉事業を活用した地場産業の掘り起し、雇用の場の拡大)