全国消防長会の方々が国会事務所に来訪。参院総務委員長に対して3種類の要望書を持参され、要望内容を伺いました。(14日)
全国消防長会は日本消防の健全な発展に寄与することを目的に全国733消防本部の消防長で構成されております。高橋会長・須貝事務総長・高松事業部長らからは「第68回全国消防長会総会決議に基づく要望と平成29年の予算概算要求に関する要望につついて」。
第68回全国消防長会決議に基づく要望
- 震災等大規模災害対策の推進
- 消防広域応援体制の充実・強化
- 消防の広域化への対応
- 消防救急無線の広域化・共同化及び消防指令業務の共同運用の対応
- 救急搬送体制の強化
- 防火対象物などの防火・防災安全対策の推進
- 消防職員の処遇改善と安全管理対策の更なる推進及び女性の活躍推進など。
平成29年予算要望
- 緊急防災・減災事業債の継続
- 国庫補助事業の弾力的な運用
- 国の無償使用制度の拡充
- 地方交付税の算定など。
今回の震災で出動された中村熊本県消防長会会長、藤井大分県消防長会会長らから「熊本県・大分県の活動と被害状況」「平成28年熊本地震に関する緊急要望について」お聞きしました。
「平成28年熊本地震に関する緊急要望について」
- 被災地消防本部の復旧支援に関すること
- 緊急消防援助隊の運用に関すること。
- 財政措置に関すること。
- 緊急消防援助隊の登録に係る消防人員の確保に関すること。
- 被災地消防本部の増大する業務処理に対する人道支援体制の確立に関すること。
伺った要望内容について、しっかり対応してまいります。