「海の日」行事の一環で「海の人材に関する国際シンポジウム」が7月19日から都内ホテルにて開催されました。
主催は日本財団、総合海洋政策本部、国土交通省。

19日は午前中、開会式。主催者の日本財団の笹川陽平会長・国土交通土井副大臣、内閣府松本副大臣から挨拶。

19日は、「持続可能な海洋管理」をテーマに4つのセッションが行われました。20日は「教育と連携」をテーマに3つのセッションが行われます。

最初は4人の基調講演。

  1. トミー・E・レメンゲサウ パラオ共和国大統領 
    ・環境問題に熱心でタイム誌が選ぶ「環境問題に取組む英雄」賞を受賞。

  2. アノテ・トン・ キリバス共和国 元大統領
    ・気候変動に関する強力な提唱者。世界最大の海洋保護区 フェニックス諸島保全区域を設置。同保護区は国連世界遺産に登録された。

  3. ロバート・M・ヒル シドニー大學アメリカ研究センター (元オーストラリア 国防・環境大臣)
    ・世界海洋委員会の元委員、低炭素オーストラリアの前議長等歴任。

  4. ガブリエル・ゴッチャーワンリ 国際連合法務部 海事海洋法課課長
    ・国連の海事海洋法課に23年間勤務。

海洋人材育成の課題や取り組み等大変参考になりました。今後の施策に活かしてまいります。