本日(30日)は愛媛県南予地域まわり。最初は宇和島市へ。
難病である「間質性膀胱炎患者会 みどりの会」渡邊雄亮代表と松本ご夫妻から現状の課題と要望を伺いました。地元の木下善二郎宇和島市議が同席。
要望内容
- 間質性膀胱炎(ハンナー型)以外にも間質性膀胱炎の診断を受けた全ての患者に難病指定を。
- 間質性膀胱炎患者の20分の一しか難病指定になっていない
- 遠隔地よりの全ての交通手段による通院費の全額補助。
- 患者にとって交通費が大きな経済的負担になっている。現在2人とも四国から京都の医師に通っている
- 自家用車での通院を医療費控除の対象に。
- 現在、国民健康保険では通院に自家用車を使っての医療費控除の対象ではない。公共交通機関よりも自家用車の方が金銭的に安い場合などがあり、自家用車の活用が多いため
伺った要望など実現に向かって、研究し対応を進めてまいります。
間質性膀胱炎とは?
間質性膀胱炎(かんしつせいぼうこうえん)とは、頻尿(トイレに行く回数が多いこと、一般には日中8回以上といわれている)や尿意切迫感(おしっこに行きたくなると我慢ができない、急な尿意で困る状態)、膀胱充満時(膀胱におしっこが溜まったとき)の膀胱痛や不快感などの症状がみられる慢性の疾患です。
間質性膀胱炎の患者数は、米国では100万人以上、日本では約10万人いると推定されています。また、その内の約90%が女性だと言われています。日本において、ほとんどの患者は診断も治療も受けていないことがわかってきています。