21日は広島県神石高原町を11月の町議選で4期目の挑戦をする地元寄定(よりさだ)秀幸町議と共に廻りました。2015年7月オープンした神石高原ティアガルデンへ。神石高原ティアガルデンは牧場、ドックラン、農園、ガーデン、ツリーハウスなど其々の達人との交流しながら楽しむ自然体験型の公園です。
(株)神石高原ティアガルデン河相道夫社長・認定NPOピースウィンズ・ジャパン(PWJ)の大西健丞代表理事らと地方創生・殺処分ゼロの取り組み・ソーシャルビジネスの今後等で懇談・意見交換を進めました。また途中から里山資本主義で有名な日本総研の藻谷浩介氏も合流し、地方創生などで貴重なお話も伺いました。
大西健丞氏は1996年、27歳の頃にPWJを立ち上げ、イラクやスマトラの被災地をはじめ世界紛争や貧困、自然災害の現場26カ国で人道支援を行ってきました。
国内では犬の殺処分ゼロを目指す「ピースワンコ・ジャパン」のプロジェクト等、広島県、神奈川県など全国に展開しています。年間ワーストだった広島県も昨年4月からPWJが、動物愛護センターでの殺処分対象の全頭を引取り、その後の医療処置、トレーニング、譲渡までの流れを進め、殺処分ゼロが維持されています。
日本全体で年間約4万頭の殺処分が行われていますが、広島県は犬殺処分ゼロが144日続いており、911頭が保護され、370頭が譲渡変換されています。こうしたピースワンコジャパンの事業に対し、第4回日経ソーシャル イ二シアチブ大賞が贈られています。
神石高原ティアガルデンでは、国際協力NGO『ピースウィンズ・ジャパン』の犬の殺処分ゼロを目指す「ピースワンコ・ジャパン」のプロジェクトが進められています。約200匹の保護犬と暮らしながら、里親への譲渡活動や、動物愛護センターで殺処分寸前で素質を見出された夢之丞をはじめとする災害救助犬の訓練を行っていまする。ティアガルテンでは国内最大級のドッグランやその豊富な経験を提供しています。
「殺処分ゼロ1000日計画実現をめざし」神石高原町のふるさと納税も約5億円が寄付されているそうです。こうしたソーシャルビジネスがさらに多方面にも進む資金提供(休眠口座の活用なども含め)など検討を進めてまいりたいと思います。